"革のスリッパの記憶。"
パンツを下ろしてお尻を突き出しなさい。
お父さんにそう言われると私は顔が熱くなり
足が竦むのを感じながらも
あまりの恐怖で少しの間も開けずに背を向けて
スカートを下ろし
お父さんの前でお尻を突き出しました。
少しの沈黙..なんだかすっごく長く感じて
目の前の床をじっと見つめていると
痛みを想像した恐怖と恥ずかしさと屈辱感で
はやく終わってほしい...
やだっ..やだっ..
私が少しだけ視線をあげると
そこには隅の方で心配そうにその様子を
遊びに来ていた従兄弟が見ていて
それがたまらなく..たまらなく恥ずかしくて
見ないで...
自分がしてしまったことを後悔して
逃げ出したい気持ちで泣きそうになる
パンッ!!!
革のスリッパで激しくお尻を叩かれる
音が部屋中に響く
叩かれる回数はいつも同じではないけれど
3回ほど叩かれると
痛みと限界でお尻を引っ込めて
泣いてしまい
ごめんなさいと許しをこうと
そこでお仕置きは終わりにしてもらえた。
お仕置きが終わった後は
緊張の糸が切れ、少しの安堵...
でも
気持ちが開放されると
お尻を叩かれてしまったんだという恥ずかしさが溢れて込み上げてきて
もっと泣いてしまう。
西洋の家庭で育った私の頭には
こんな風にお父さんにお仕置きをされた記憶が
多く焼き付いています。
でもそんなお仕置きをされた後
お父さんがふと優しい顔に戻る瞬間がありました
そっと抱き寄せてくれて
もうしたらダメだよって櫻子はいい子だよって
私は腕の中でわざと顔を埋めて
匂いをいっぱいに感じて
ちょっと息が吸えなくて苦しいくらいがいい
その時間がたまらなく嬉しくて
胸が締め付けられるような
幸せを感じ、また涙が溢れ出してくる
胸がいっぱいに満たされていく。
自分だけがこうしてもらえている
特別な愛を感じる
嬉しくてたまらない。
まだ小学生..でもその時から
お仕置きは痛くて恥ずかしくて
されたくない見られたくない
大っ嫌いなもの
でも..でも
厳しく叱られた後に
きつくて恥ずかしい仕打ちを受けた後に
抱きしめられて頭を撫でてもらえることが
たまらなく嬉しくて心地がよくて
普通に抱きしめられるのとは違う
何故だか特別に満たされるという
不思議な感情も知ってしまいました。
少し成長し、だんだんとお父さんからお仕置きを受けることは減っていくと
いつしか頭をいっぱいにする妄想は
家でされたお仕置きよりもずっと厳しいものだったり
恥ずかしいものになっていきました。
本格的にベッドの中で自分のクリトリスや
お尻の穴を触って
気持ちよくなることを覚えはじめると
もう..その時に思い浮かべるのはいつも
恥ずかしい想いや痛い想い、苦しい想いをしている自分の姿ばかり
幼少期のお仕置きの記憶が
いつしかSMの世界へと繋がっていて
精神的にも肉体的にも
求めてしまって仕方のないものになっていきました。
いけないと分かっていても
気持ちはどんどん強くなって
でもそんな性癖を誰にも言えずに
ずっと隠していました...
つづく。
櫻子
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写メ日記 https://www.cityheaven.net/tokyo/A1312/A131205/arrest-sm/girlid-18044975/diary/#menus
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