皆さん御機嫌よう。Spankyエレナです。
今でもふと思い出す。
「是非、此処で働かせて下さい」と言ったあの日の自分。
初めてプレイをしたあの日。寒い日の夜だった。
床に跪き、床に頭を付け、物乞いをし、私の爆尻にあっさり平伏した奴隷の姿。
SMの世界へと足を踏み入れる覚悟を決める理由は、それだけで十分だった。
あの日から私は、
「これだ!」
と、長年待っていたものにようやく出会えた、そんな気持ちにさせられたのだから。
…初めてのコラムだし、まずは私の自己紹介から始めさせて頂くべきかしら。
好きなプレイは爆尻顔面騎乗、レイプ、人間便器、強制奉仕、ニオイ責め、イラマチオ、人間椅子、罵倒。
爆尻顔面騎乗と書かせて頂いたけれど、何を隠そうこの私、お尻が110cmあるの。 どんなM男の上に座っても、そいつの顔は私のやわらか尻肉に埋もれる。
「今まで経験した中で1番大きなお尻です!」
M男達は口を揃えてそう言う。
そんな爆尻を持った女王様が、私。エレナ。
これから私の外見、中身について書かせてもらうわ。 私がSMに目覚めたきっかけと直結する内容になるわよ、見逃さないでね。
爆尻以外の外見について。
よく近寄り難いと言われます。
つい最近、ノストリルとラブレットをピアッシングしたこともあり、更に近寄り難さは増したよう(?)
仲の良い人や、M男君からは好評。そして何より私自身が、これをとても気に入っている!
フェイシャルピアッシングへの偏見は、日本では結構ある方だと思うし、近寄り難さは増すのだろう。
だが、私はそれについて大きな問題だとは思っていない。何より気に入っている。とても。
昔からお尻が人より大きく、小尻で細身に出来ている日本の洋服ブランドのパンツが合わなかった。
肩幅が42cmあり、一般的な女の子より骨格が大きい。 おそらくこれは、私がロシア系の血を引いてることが関係しているのであろう。
肌は色白で、虹彩は明るいブラウン。 実は私には弟がいるのだけれど、彼の虹彩はヘーゼルという緑が混じった茶色。
しかし、ロシア系の血を受け継いでいる父の虹彩は、私と同じ明るいブラウン。
日本人家系の母は普通のブラウンなので、 何故弟がヘーゼル?と思って調べたことがあるのだけれど、おそらくそれは隔世遺伝というものらしい。
興味ある人は調べてみてね。 劣性遺伝子とか、優勢遺伝子とか、深く知れば知るほど本当に興味深いわ。
外見以外のことについて。
昔から、誰も睨んでもいないのに"誰を睨んでるの?"とか 怒ってもいないのに"怒ってる?"とかよく尋ねられていた。 これが近寄り難いと言われる大きな原因でしょう…。
そして、これも私がSMに目覚めたきっかけの1つでもある。
人より力があり、小学校高学年の頃から何のトレーニングもしていないのに握力が30あった。
どのクラスにも必ず居る、問題児でいたずらっ子のクラスの男子を追っかけ回して、 電気あんまをしたりスリーパーをしたり… 今考えてみたらどっちが本当の問題児か、火を見るよりも明らかだわ…。
そして家に帰れば弟が居て、私の言うことを聞かないと彼も同じ目に遭う。
しかしながら、他の誰かが私の弟をイジメたりすると… すっ飛んでその犯人をシバきに行くという何とも厄介なおてんば娘だったのだ。
こんな幼少期を過ごしていた私が、普通の大人へ成長するわけがないわね。
私がSMの世界に足を踏み入れるまで、そう時間はかからなかった。
小さい頃から、なんとなくそんな気がしていた。自分はちょっと周りのコと違う、と。
私がSMの世界に入る前のある日のこと。
インターネットで調べ物をしていたら、よくある海外のポルノサイト広告が目に入った。
…白人女性が仮面を装着し、乗馬鞭を構え、ペニバンを着けていた。
衣装の感じからして、おそらくSM関係なのだろうと予想はしていた。 興味本位でクリックしてしまった。本当に、"興味本位"で。
クリックした先のウェブサイトにはいくつものSM系動画があった。
海外のもの、日本のもの…どれも興味を唆るものだった。
男と女の立場が謂わば逆転し、男が女に穴を突かれているなんて…衝撃だった。
脳にビビっと来るものがあり、私もこの世界に入ってみたい。そう思った。
とはいっても当時の私は、興味が湧いたばかりの頃。もちろん今よりずっと知識は浅い。
だが、その時受けた衝撃は消えず、淫らな夢へと誘われた…そんな気分にさせられたのだった。
それはまだ高校生の頃の事だった。
私はその頃から日々に違和感を感じていた。
日本人男性の殆どは小尻が好みで、周りの女の子もお尻を小さくしたい!とよく言っていた。
それでも私は相変わらず、骨盤が広く、分厚く、ずっしり、ムッチリとした自分の巨尻が好きだった。 すっきり小尻の女性もカッコイイけれど、やっぱり私自身にしっくり来るのはこのデカ尻だと思う。
"女は受け身だ"とか、"しおらしくあるべきだ"とか、 大昔の日本が築いてしまった男尊女卑という文化が根強く残っている証ではないか?とすら思えてきた。 私の感じる妙な違和感は、増す一方で解消すらされなかった。
それからしばらくの月日が経ち、"SMクラブ"という存在を知った。
まさしく需要と供給がマッチし、女王様と奴隷の主従関係が成立する場所。
…興味深い。
あの時見たウェブサイトのような世界?
私が持っている違和感も打ち消されるかも?
お店に入店についての話を聞きに行ったのは、このような、興味本位からだった。 しかし、広告サイトをクリックした時の興味本位と比べると、圧倒的な差があるのは確かだった。 明らかに、種から芽が出ていた自覚がある。
そんな発芽状態のエレナの欲求を誰も止めることなんてできやしないのだ。
"自分の事は自分が1番分かっている"と言う人がいるけれど、本当にそうかしら?私は違うと思う。
数多くの奴隷やM男から目覚めさせられた新たな性癖があるし、 私もまた彼らの新たな性癖を目覚めさせた。
様々な発見が出来る場所。
そんなSMクラブが大好き。
私の居場所。それがSpanky。
私の大きなお尻を最大限に活かせる所!
今日も私はとある1人の男を、この大きなお尻で潰してきた。 精神的にも肉体的にも尻に敷かれたそいつは、プレイ後はクタクタにくたばっていた。
これだから、やめられないの。
もう癖になってしまった私は、自分の道を貫く。 より一層磨きをかけ、日々勉強しつつ、さらに私らしいプレイを築き上げて行くわ。
「一生、女王様として生きて行く。」
それをいつ決意したのかはよく覚えていないのだけれど…。
でも、大事なのはいつ決意したかではなく、決意してからどのように進んで行くかが最も重要よね?
発芽してから間も無く、大胆にも様々な花を咲かせてきたけれど、 これからもっともっと大胆に咲かせて行くわよ。
私のSMへの熱意という名の花は、枯れることを知らないでしょう。
もう、誰にも止められないのだ。
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