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コラム
新宿Mヤプー のマーヤ女王様がコラムを書いてくださりました。

 ごきげんよう。
新宿Mヤプーの、マーヤです。



私事ではありますが、先日京都に行って参りました。
人生初めての京都です。
まだ桜も残っており、厳かなお寺や神社と相まって、それはそれは眼福でした。


夕方に花街に行くと、運良く本物の舞妓さん、芸妓さんに遭遇しました。

烏の濡羽色の日本髪、艶やかな着物、朱が映える御化粧。
そういうビジュアルもとても美しかったのですが、それよりも私の心を掴んだのは、
手や目の淑やかな動きや無駄の無い歩き方などの、仕草でした。


「色っぽい」という言葉が、こんなに自然に脳裏に浮かんだのは初めてです。


色気というものは、美しいですね。
そして簡単に出せるわけではない、難しいものです。


露出すればセクシーなのか?
いいえ、それは違います。

例えば何かに触れるときの指先、
例えばちらりと見えるしなやかな手首、引き締まった足首、
例えば憂と意志の強さを含んだ目。

そういった諸々が、ぞくぞくするほどセクシーなのです。



プレイのときも同じなのかな、と思います。

卑猥な言葉をただ並べるだけでは、いやらしくありません。
何も考えずに触るだけでは、いやらしくありません。


すごくすごく難しいけれど、M男くんに
もっと感じて欲しい
もっと興奮して欲しい
と思います。



欲望に忠実で動物的な部分と、人間としての理性。
二つの狭間で揺れ動きながら、天秤のようにバランスを取る。
その上で自分の心の奥底にあるものを引っ張り上げ、目の前の相手に晒け出す。

そんな発散は快楽になり、快楽は甘美な時間になります。



個々に依って違う「色っぽさ」、そして「いやらしさ」の定義。

好きな匂いがそれぞれ異なることと同じで、
貴方に合った「色っぽさ」「いやらしさ」を見付けてみて下さいね。



それではマーヤより、愛を込めて。





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