このコラム、今回で二十回目となりました。
今までお読みくださった皆様、ありがとうございました。

おそらく最終回となる今回は、匂いフェチのＭ男くんへ。





新宿Ｍヤプーといえば美脚責め、顔面騎乗、そして…匂い責め。

カウンセリングシートにも、匂いについて事細かに記されております。


貴方はどこの、どんな匂いがお好き？

髪、耳の裏、胸元、脇の下、局部、お尻、膝の裏、足指の間…
マニアックな箇所だと、ピアスホールやヘソの穴、足爪の垢の匂いなどもありますね。


匂いフェチのＭ男くんは言います。
「どんなに汗をかいた酸っぱい臭い匂いでも、どこか甘いんです」、と。

香水のような人工的な香りではなく、
肌の奥から滲み出るメスの香りを嗅ぎ取っているのでしょうか。


君の鼻が何の為にあるかって、もしかすると
ただただ私の香りを吸い込む為だけに存在しているのかも知れませんね。

噎せるように匂い立つ芳醇な女のそれを、脳髄で覚えるのです。

君の身体の中を、私の香りで満たしてあげる。



これからの暑い季節はどこもかしこもムレムレになってしまうので、きっと匂いも強くなりますね。

女王様によって体臭もそれぞれなので、
「○○女王様はバニラのようなコクのある匂い」
「○○女王様は薔薇のような華やかな匂い」などと
嗅ぎ分けてみるのも良いかもしれません。

ぜひ、くんくんしにいらしてください。



それではマーヤより、愛を込めて。