春一番が吹いて、一年の中でも比較的不安定な季節になってきましたね〜
花粉も飛び始めた様で。
いかがお過ごしでしょう?パープルムーンの円香です。
こんにちは。
最近フェチについて考えていました。
モヘアフェチというのがあるらしい、と、知って、 そしてその為のアイテムを作っている方が世界という括りでたくさんいる。
なるほど私の天然素材フェチというのももしかしたら、 その辺の方には理解してもらえるフェチなのかもしれないと思った次第です。
フェチって、SMを彩る味だと思うのです。
ノーマルな性の中にもフェチは存在するので、SMとは「階層」が違うのではないかと思います。
きっと、ストッキングの要素を持ったセックスが好きな方もいれば、 ストッキングの要素を持ったSMが好きな方がいる。という事でしょうか。
その様な事を考えながら、近頃は天然素材とSMについて妄想する日々です。
SM道具が天然素材でできている。
等がシンプルにイメージできると思います。
大学生の頃に彫刻科の教授が「彫刻の意味の一つに、その物の素材を変更する。」と、話していた。
とても印象深かったです。
例えば「木の枝」を石で作る事、金属で作る事、樹脂、紙、布、チョコレート、様々な物で作ることが出来る。
それが彫刻の一つの要素だよ、というお話でした。
小枝やたけのこの里やきのこの山って、彫刻的なお菓子ですよね。
ちなみに、たけのこ派です。
フェチについても、彫刻的な要素を私は感じていたりします。
元々あるSMの道具が、そのフェチの対象素材で出来ている、という事でしょうか。
クリップをとって考えてみても、プラスティックから金属、木もあります。
趣味に合わせて、いろいろ出来るので、フェチを自覚したら、いかにしてそれを満たすか、 それはとてもクリエイティブで、相当楽しめる様に思います。
顔面拘束具がファーで出来ていたって良いわけですし。
陶器やガラスや木のディルドはよく見かけます。
そして、その様な道具は、インターネットで探している時間もなかなか楽しいですし、 こういう道具あったらいいよねと同志で語り合うのも、 自分でこだわりを追及して手作りするのも絶対に楽しいわけです。
実際に使えるのか?という検証も大事です。
そうやって、時間や手をかけた、自分にとっての究極のようなSMをしてみたい、 そう思う事があります。
それは、責めて、受けて、関係無い願望なのではないかなと思います。
ただ、フェチは、相手と完全に合致する事はとても少ないのかもしれません。
受け入れられる、楽しく一緒にやることはできる。
そういった物だけでも、十分嬉しいですよね。
私自身も、特に天然素材でSMがしたいという、奇異な方にはいまだ出会った事がありません。
もし、出会えたとして、まったくSMのスタイルが違ったらどうしよう・・・・という、 まだ恋した事のない子供みたいな気持ちでドキドキしています。
いつか、ネイチャーなSMをしたら楽しそうだ・・・・と思いながら、既にあるSMのプランを、 いかに天然素材にするかという、日常の小さな楽しみとして、大切に育てているのであります。
そんな感じで、今月もよろしくねーーー!!!
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