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パープルムーン の円香(まどか)女王様がコラムを書いてくださりました。

 こんばんは、パープルムーンの円香です。

近頃コラムを書いていて、書きたいけどどう書いていいのかわからない。という事が減ってきました。
まだまだだなあと思いながらも、情熱だけではない、
実践も伴った情熱を書ける事の数が増えてきた様に思います。
まあ、まだまだ知らない事がある事は確かなのですが。

今回は私がSMをする上での理想形態について書いてみたいと思っています。
理想形態といっても、プレイの形態ではありません、単純に姿形の事です。
女王様のイメージというのは割と一般的に固定化されたものがあると思います。
身長が高く、グラマラスで、黒髪ロングで、エナメルのボンテージコスチュームにハイヒール。
今回はその女王様のイメージ、とも違います。
機能的な姿形です。

私の理想は「三面六臂」です。

様子がおかしくなってきました。
まあ、まあ、いいから読んでくれよ!笑

さて、まずは三面六臂について簡単に説明しますが、文字通り顔が三つあって肘が六個ある事です。
仏像の姿の名称で、一番有名なのは何と言っても「興福寺の阿修羅」でしょう、あれが三面六臂です。

そして、私が理想とする究極形態は「阿修羅」なのです。
手には太陽と月、弓と矢、そして持仏。
お顔は少年、思春期、青年。
そして、それらが一身に表現されています。
この網羅は実に素晴らしい・・・・・・
昼と夜この世のすべての象徴、弓と矢という力の面子の象徴、そして仏という矜持を掌に、少年期の反抗、思春期の迷い、青年期の晴れやかな志。
それを全て失わず、持ち続ける。

阿修羅は邪神ですが、この邪というのは単なる異教徒の神という様な意味だったりします。
深読みするなら、戦いの神様ですから争うなかれという観点から見たら邪ですが、
明王系は強いですから、そこは大した「悪」ではないと思いますしね。
しかし荒ぶる神である事は確かだったと思います、
神様としての阿修羅はどうしようもない暴力性の象徴だったのではないかと私は夢想するわけです。
しかし、仏教キャラクターとしての阿修羅は、釈迦の説法をぶち壊しに乗り込んだら、聞き入ってしまい、
暴れようとする仲間を制止し、そして教え守る為以外の無駄な筋肉をナイフでそぎ落とし、
仲間たちとともに千手観音の眷属についたと、いうのが粗方のストーリーです。
厨二心が疼いてきますね・・・・・・・・・・
疼いてしまった方には「仏ゾーン」をお勧めしておきますね。

SMに限らずいいなあと思うわけですけども、SMに限った話をしていきたいと思います。

腕が六本あった時、出来る事を考えたいと思います。
まず、両手を頭上で拘束します、そして乳首を責めます、局部を責めます、ペニバンで犯します。
なんてハイブリッドなのでしょうか!

驚きの下らない展開になってきました。
さて、なぜこのような話をするのかと申しますと、ダブルミストレス等でプレイをしていると、
一人でプレイしている時よりも、責める手数も多いし、目も多いのでマゾさんの変化に気づきやすく、
抜け目が無い責めを出来るわけです、そして耳も同じでもぞもぞする音、
喘ぐ声、呻き、聞き逃す事は少ない、そして、それを責め立てる口!!
ダブルプレイというのは、腕が四本、脚も四本、目が四つに、耳も四つ、
そして口が二つの化け物とプレイしている様なものなのですね。
思考する頭も二つあるわけです。

元々私は三面六臂になりたい人間なのですが、ダブルプレイの時、遥かに理想の姿の様な気がします。
という事は、全員気が合う女王様が三人でプレイをしたら、これは私の究極形態になるのだろうと思う。
仏教の修行は三人〜と、決まっていてこの三人というのはとても重要な事であったりします。
トリプルプレイをいつか経験してみたいと、近頃うずうずしているのです・・・・・

絶対的に究極的な、プレイが出来るのだろうと思うのです。







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